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年末年始に読んでおきたいアイドルマスターの短編小説8選

「それほど居心地はわるくないからね。たしかにりっぱな人間には会えないが、りっぱな人間なんかに会いたいとは思わない」――レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』 立派な人間による短編小説の紹介だと思って下さい。どうもサイトロです。 さて年末です。…

たのしいISF02参加情報!【スペースはC09】

ゆめはまぼろしだというけれど でもわかる あなたこそ あいしてくれる あのゆめとおなじひと――映画『sleeping Beauty』(眠りの森の美女) 愛は大事。どうもサイトロです。 さてISF02が開催されます。情報は下記公式サイトはこちら。 IDOL STAR FESTIV@L ア…

2016年九月月報

ふつうの手である。大きくもなければ小さくもない。長くもなければ短くもない、毛深くもなければツルツルでもない、マニキュアをしてはいないが汚れてもいない、やわらかくはないが強ばってもいない、皺が多くはないが若々しくもない。とても人殺しの手とは…

『ミリオンライブ! 誕生日小説』シリーズを終えての雑感

どうか急いでどうか終わらないで思い出になってどうなるの――GRAPEVINE『SPF』 www.youtube.com 今回の記事は一つの思い出のようなものです。どうもサイトロです。 以下私事なことをつらつらと書くだけです。 www.pixiv.net 2016年9月26日は、『アイドルマス…

2016年八月月報

「決めろ。「しかたがない」ことなど、なにひとつない。選べばいい。選びとればいい。だれもがそうしているんだ。ひとりの例外もなく、いつも、ただ自分ひとりで、決めている。分岐を選んでいる。他の可能性を切り捨てる。泣きべそをかきながらな」――飛浩隆…

お盆休み中に読んでおきたいミリオンライブ! 小説16作

さてお盆です。お盆休みです。何かとスマホに 触っているしかない状況が度々あることでしょう。親戚とテレビを見ているしかない時や、長距離の移動中等等。そんな時間のお供に、と思いましてミリオンラ イブ! のSSを14作ご紹介しようと思います。オススメし…

2016年七月月報

回転ドアというメカニズムは、いつだって、自分が二十日鼠とさして違わない存在だと再認識させてくれる。そして、ごく誓い未来への多少の緊張感で、そこを通る者を一つずつラッピングする装置だ。――森博嗣『人形式モナリザ』第4章『さてここで死者たちの空…

20160731-0801_関西遠征録

「どこにいるのかは問題ではありません。会いたいか、会いたくないか、それが距離を決めるのよ」――森博嗣『すべてがFになる』真賀田四季 会いたいと思ったので会いに行きました。 どうもサイトロです。今回はきわめて個人的な話です。毎度のことでは? 7月…

2016年六月月報

ここで再開するような大団円はない けど他に展開はないのかい ――GRAPEVINE『1977』 GRAPEVINE -1977 何かの終わりに流れて欲しい一曲。 けれど終わりなんて、そう来て欲しいものでもなく。 ともあれサイトロです。 6月の月報です。月半ばにちょっと時間が空…

2016年五月月報(+誕生日小説の書き方について)

HOW'S IT GOING TO END?この先の運命は?――映画『トゥルーマン・ショー』 この先の運命は? どうもサイトロです。 五月の月報です。四月よりも休日が忙しなかった印象です。六月はより大変な予感がしている中、こちらの活動もちゃんとしなければと思うばかり…

2016年四月月報

失われることは、悪いことではないのだ。 削り取られて、そこに形が現れることだってある。 万が一にでも、美しい形が生まれることがあれば、尚更だろう。 その希望こそが、生きる動機ではないか。――森博嗣『人形式モナリザ』 万が一にでも美しい形でいられ…

企画『キャスティングをおしえて』について

「さて、わたしはどう見えるね? ダイヤモンドにふさわしい台座になっているか? 彼女のうしろに垂れる似合いのカーテンに見えるか?」――(レイ・ブラッドベリ 伊藤典夫訳『社交ダンスが終った夜に』「独り舞台」新潮社pp.207-208) どうもサイトロです。あい…

アイドルマスターの小説を紹介します。

彼がベッドのところに行き、「そう思う」といって中に入ると、ワイヤスプリングの一本がひっそりと曲を奏でた。――レイブラッドベリ『社交ダンスが終った夜に』 こんな地の文をさらさらと書ける日は来るのでしょうか。どうもサイトロです。 タイトルの通り、…

2016年3月の活動について

今日も「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。 あと何年は生きさせてほしい。それが希望というものです。――糸井重里『ほぼ日刊イトイ新聞』 希望の色を歌ったのは誰だったっけか。どうもサイトロです。 三月の活動報告です。あっという間の一ヶ月でし…

ミリオン3rd大阪公演二日目感想~舞台に咲いた、風花~

楽しかった時間が過去になって、思い出になって、段々と忘れてしまう(忘れている、と認識する)ことが悲しいんだけれど、それでもあの時あの瞬間に感じたことはきっと、今後アイドルマスターを楽しむ上で、書く上できっと大事になると信じている。 — サイト…

ミリオン3rd大阪公演一日目感想~『恋心マスカレード』に酔いしれて~

明日から一泊二日で熊本なのですが、旅行鞄みたらなんか飴とガムがいっぱい入っててなんや俺は! 大阪のおばちゃんか! と思った次第です。明日からミリオン3rd、大阪公演だけにな!!!!!!!!! — サイトロ (@sytlo) 2016年3月11日 前日からテンション…

2016年2月の活動について

魔法を使ったことはありませんが、魔法を使えなかったことはあります。あれはいつのことだったか。――西尾維新「新本格魔法少女りすか」 魔法が使えるようになったら、就職事情はどう変わるのでしょうか。 どうもサイトロです。二月の活動報告です。二月、普…

2016年1月の活動について

めぐりあうたびに溺れて 見失うたびに胸焦がしてた 願いは波に揺られて まだ見えない明日へ 何も変わらない朝へ――GRAPEVINE「スロウ」 最近GRAPEVINEにはまってます、サイトロです。初めましての方は初めまして。 さて新年一回目の更新は活動報告。これがメ…

2015年12月の創作活動について

僕らは白鳥になりたいだけのアヒルの子――APOGEE「アヒル」 今年も一年アヒルの子でした。どうもサイトロです。 12月の活動報告をします。今月は短編4作、そして長編を2編(1編は最終稿提出、1編は半分)という所。年末年始が案外忙しく、しかし折を見つ…

年末年始に読んで欲しいミリオンライブ! 小説12選

「運命なんてただの影だ。臆病者だけがそれを見るんだ」――「機龍警察 暗黒市場」 一年間色々やってこきたのは運命かそれとも必然かはたまた偶然か。ともあれ良くやったなぁと少々鼻を高くするサイトロです。 さて年末です。つまりは年始も近いですね。何かと…

『雪のゆりかご』へ贈る推薦文。

ぼくら人間について、大地が、万巻の書より多くを教える。理由は、大地が人間に抵抗するがためだ。人間というのは、障害物に対して戦う場合に、はじめて実力を発揮するものなのだ。もっとも障害物を征服するには、人間に、道具が必要だ。人間には、鉋が必要…

『冷たい方程式―SFマガジン・ベスト1 』レビュー

辺境の人間は知っている――しかし地球から来た娘に、それがどれだけ理解できよう? 燃料の量hは、質量mプラスxのEDSを安全に目的地に運ぶ推力を与えることができない。彼や、彼女の兄や、両親にとっては、彼女はあいくるしい十代の娘である。しかし自然の法則…

2015年11月の創作活動について

現在一つ持っているほうが、未来において二つ持っているより値打ちがある。――ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ(フランスの詩人) 現在に生きていたいものですね。どうもサイトロです。 2015年11月の創作活動についての報告です。シンデレラガールズ1本、ミリ…

アイマスSS回顧録その7

面白ければ良いんだ。面白ければ、無駄遣いではない。子どもの砂遊びと同じだよ。面白くなかったら、誰が研究なんてするもんか。――森博嗣『冷たい密室と博士たち』犀川創平 面白くなければ小説なんて、物語なんて書かないんですよね。砂遊びみたいなものです…

アイマスSS回顧録その6

Life is fleeting, and so is death. Only the oath is eternal.生も素早く過ぎ、死もまたしかり。 永遠のなのは誓いだけだ。――MTG「冷静な陽炎」 ファンタジー世界に移住したら決め台詞にしたいです。どうもサイトロです。 SS回顧録第六回。冒頭とラスト以…

アイマスSS回顧録その5

生きることは戦いだ。戦いである以上、当然、負けることもある。――西尾維新「悲鳴伝」 戦うことは大事だと説く時に、同時にリスクを話せないのであれば、その言説は大したことないとか、思ったり思わなかったり。どうもサイトロです。 SS回顧録第五回です。 …

アイマスSS回顧録その4

テンというものの基本的な意味は、思想の最小単位を示すもの――本田勝一著「日本語の作文技術」 毎回このエピグラフを見つけるのに苦心します。どうもサイトロです。 SS回顧録、第四回でーす。このシリーズ、どうやらこれ含めて四回は続くみたいです。ここか…

アイマスSS回顧録その3

煙草に火をつける行為は、人生に残留した汚い感情を消す魔法なのである。ただし、百回に一度くらいの成功率しか望めない。――森博嗣「夢・出逢い・魔性」 すごいですね。ドラえもんのひみつ道具ですよ。どうもサイトロです。 煙草自体にはさほど興味がなく、…

七尾百合子小説アンソロジー『百合の名前』推薦文

私、百年後まで色褪せない、時代を越えた新鮮な感動を、人に与えられるようなアイドルになれたら素敵だなーって思いついちゃって、それで、もうどうにも止まらなくって! ――アイドルマスターミリオンライブ! 七尾百合子 そんな彼女をプロデュースしたくて、…

アイマスSS回顧録その2

プロの作家とは、書くことをやめなかったアマチュアのことである――リチャード・バック プロになりたいとは露程も思わず、ともすれば何時しか書くのを辞めるのではないかと思う次第です。今直ぐではない、遠い先の話です。どうもサイトロです。 SS回顧録の第…

アイマスSS回顧録その1

家が石で作られるように、科学は事実を用いて作られる。しかし石の集積が家ではないように、事実の集積は科学ではない。――アンリ・ボアンカレ「宇宙創成」 言葉の集積は文章となりますけれど、戯言の集積は何になるんでしょうね。どうもサイトロです。 さて…

「春風よ、今はまだ」あとがき

おはよう!そして会えないときのためにこんにちは、こんばんは、そして、おやすみなさい(Good Morning,and in case I don't see ya,good afternoon,good evening,and good night!)――映画「トゥルーマン・ショー」 挨拶は時に、別れの言葉よりも寂しさを覚え…

自己懐古を兼ねた自己紹介

世界は終わる。メソメソと。ドカンとではなく…――アンリ・ミショー 最初の記事でいきなり終末めいたエピグラフ。 さて自己紹介をば。サイトロです。twitterアカウントでこの名前を付けてから四年と少々。この度ブログを始めてみました。この記事でドカンとブ…