2016年2月の活動について
魔法を使ったことはありませんが、魔法を使えなかったことはあります。あれはいつのことだったか。
――西尾維新「新本格魔法少女りすか」
魔法が使えるようになったら、就職事情はどう変わるのでしょうか。
どうもサイトロです。二月の活動報告です。二月、普段の三倍くらい長かった気がします。未だに二月気分です。豆でも食べれば気が晴れるでしょうか。ともあれラインナップ。
マシュマロリクエスト(2/3 徳川まつりの誕生日を記念して)
それでも、横山奈緒は歌を叫ぶ
(2/11 横山奈緒の誕生日を記念して)
風の音が聞こえますか?(2/20 箱崎星梨花の誕生日を記念して)
弔は黒(2/25 如月千早の誕生日を記念して)
マシュマロリクエスト
【あらすじ】
プロデューサーが事務所の扉を開けると、細い道に行列が出来ていた。銀髪金髪ショートにロング、様々な髪型が一列に並んでいる。
「お祝い、ありがとうなのです!」
列の一番奥から聞こえる、姫の声。側には大量のマシュマロ。
姫の笑顔は絶えず、しかしマシュマロは一口も食べていない。
マシュマロと姫の秘密を知るプロデューサーは一計を案じる。
【登場人物】
徳川まつり
プロデューサー
大神環
百瀬莉緒
その他姫の誕生日に参列したアイドルたち多数
【作者端書】
徳川まつりの誕生日を記念して書きました。今回は原作を友人にお願いしました。徳川まつりとプロデューサーの物語、いち早く読みたくて仕方がありませんでした。個人的には、冒頭に環とまつりの会話を出せたことが嬉しかったです。特段ゲーム内で節点を持たない(と、こちらでは把握している)二人ですが、会話は必ずある、関係は生まれると思っているので、こういう所を補完できるのが二次創作の良いところとは思っています。徳川まつりの幸せと安らぎを願います。
それでも、横山奈緒は歌を叫ぶ
【あらすじ】
始まりは、横山奈緒の一言からだった。
「私も、色々経験してみたいんです」
同じアイドルである如月千早や宮尾美也が歌で活躍していることに触発され、自分でも歌の仕事がしてみたいと主張する奈緒。
そんな時に舞い込んでくる、オーディション。
果たして、横山奈緒は歌うことが、出来るのか。
【登場人物】
横山奈緒
プロデューサー
【作者端書】
横山奈緒の誕生日を記念して書きました。彼女の明るく元気な所だけでなく、情熱を賭す所、そして、叫びを、描いてみたいと強く思い立ち、ストーリーを作りました。健勝と、再起を願います。
風の音が聞こえますか?
【あらすじ】
遠くから、遠くから聞こえる音を、七尾百合子は闇の中で聴いた。
その正体は遠ざかる背中、揺れるツインテール。
追いかけた先の坂、辿り着いた頂上。朝の光。
そして、箱崎星梨花は言い放つ。
「風の音が聞こえますか?」
【登場人物】
七尾百合子
箱崎星梨花
天海春香
如月千早
【作者端書】
箱崎星梨花の誕生日を記念して。七尾百合子の些細な興味が、星梨花の朝を紐解いていきます。この一言を、何時か、聞いてみたいと密やかに思うのです。
一応、『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』の劇中という設定があります。あの映画では割合役割の少なかった星梨花ちゃんも、たとえばこういうことをしていたのかなーとぼんやり思いました。あの映画の、朝の空気が大好きです。
弔は黒
【あらすじ】
如月千早は小さな家屋を見る。
如月千早は夜の道を歩く。
如月千早は弔を抱く。
その色は。
【登場人物】
如月千早
プロデューサー
【作者端書】
誕生日に贈る小説では無いかもしれません。ですが、彼女が生きる道の中で、きっとこんな事も起こるかもしれないと思い立ち、執筆した次第です。この物語を経て彼女が成長するでも、立ち止まるでもなく、次の日の朝も変わらずに目を覚まして欲しいと、勝手な願いを込めて。
二月の活動は他に『Another Story(ミリオンライブオリキャラSS合同)』への参加や、個人誌『輝く瞬間』があります。こちらそれぞれ個別で記事にする予定です。これらの作業もしながら小説執筆、正直間に合わないと思いました。無理やり間に合わせました。やはり分かっている〆切は偉大です。嫌いなのは突如として現われるギリギリの〆切です。アンブッシュはよくない。
ともあれ三月に続きます。現状、本月までの誕生日小説の投稿は確約されています。
こちらからは以上です。