ミリオン3rd大阪公演二日目感想~舞台に咲いた、風花~

 

 思い出をありがとう。どうもサイトロです。
 本日は3/12-13に開催された『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!!』、大阪公演について、色々と書いていく次第です。こちらは二日目です。一日目はこちら。

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 タイトルが最高に決まっている……! 二日目も一日目とはまた違った魅力に満ちた公演でした。今回もセットリストはファミ通の記事から。それでは、舞台の幕が開きます。

 

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OP
『Dreaming!』のジャズアレンジ、超格好いいですよね。音源欲しいです。ください。
01. Dreaming! THE IDOLM@STER MILLIONSTARS
 コールを入れつつリウムを振りつつ、初参加の小笠原さんを探すので必死でした。やっぱり全体曲はBDできちんと見たいですね-……どうしてもLVでは目が追いつかない所が多いです。
MC1
 一日目と同じくあんまり覚えてないですね……。
・風花さんのあいさつ、そんなに胸の話に持って行く必要あるかとは思いますね……。
・最上さんのあいさつは本当にウケない前提だったんでしょうけど、なんだかんだ現地で聞いたら笑ってしまうんだろうなぁ。あ、僕は真顔でした。
・野々原茜という子、小笠原さんがようやく舞台に立ったことに感極まってしまう所で、まるでライブ終盤のような感動を貰いました。この時点で、ステージは大丈夫だという確信がありました。
・村川さんが喋ろうとした時点で笑いが起こるの、完全に『アメトーーク!』でのスピードワゴン小沢氏と同じでしたよ……。
02. エスケープ 愛美/藤井ゆきよ
 前日に続きのトップバッターのお二人。特にリーダーのゆきよさんは緊張ひとしおだったのでしょうけれど、舞台の上ではそんなことをまるで感じさせない、堂々たるパフォーマンスでした。
03. Up!10sion♪Pleeeeeeeeease! 村川梨衣
 上田麗奈さんと同じく、2ndライブの会場を全力で駆け回っていた姿を思い出していました。コールを入れやすい曲ですが、今回は敢えてバックダンサーの居ないステージをじっと見て、改めてそのパフォーマンスの素晴らしさを味わっていました。
04. プリティ~~~ッ→ニャンニャンッ! 小笠原早紀
 徹底的に猫らしい、茜ちゃんらしい振り付けで、見ていて本当に楽しかったです。一瞬だけ、笑顔の中に涙が光っていて、小笠原さんの気持ちが、このステージへの思いが、こちらに伝わってくるようでした。
 茜ちゃん(=小笠原さん)も舞台を待っていたし、私たちも待っていた。互いの願いが叶った瞬間に喜びと涙が入り交じってしまうことが、少しだけ嬉しかったです。野々原茜という子は、ウザかわいいだけではなく、自らへの自信を常に抱き続けている、アイドルとしての矜持を持っている子だと改めて気付きました。また、舞台で会いましょう。
05. VIVID イマジネーション 夏川椎菜
 2ndライブを見た時から、この曲はステージで改めて見たいなと思っていました。それだけ最後に披露した振り付けが可愛らしかったです。サビでのかけ声のやりとりも楽しい一曲ですね。
06. Sentimental Venus 山崎はるか/Machico村川梨衣/愛美
 この曲を聴くとどうしても、2ndライブでのハプニングを思い出してしまいます。あのライブから、どれだけ十全に準備を重ねていても絶対に安心なんてことはなくて、大事なのはハプニングが発生した時に慌てない、狼狽えないことなのだという教訓を得たように思います。その教訓が活かされる日は来て欲しくないのが本音ですが。
MC2
 昨日と比べて明らかに統制が取れていましたよね……。一日目は基本的に全員が常に喋っていた気がします。
07. PRETTY DREAMER 渡部優衣山口立花子夏川椎菜/小笠原早紀
 二回目のサビ終わった後の振り付けからの煽りが好きですね。山崎さんや末柄さんが出ていないのは意外ですね。
08. 素敵なキセキ 山崎はるか
 ライブだからこそ出来る観客に歌ってもらって、共にステージを作るという方法は、場数を重ねた山崎さんだからこそ出来ることだと思います。余談ですが、『無限大愛を込めて』の振りが大好きです。
09. SUPER SIZE LOVE!! 大関英里
 2ndライブの時に『おかわりー!』を言い損ねた雪辱をようやく晴らすことが出来ました。サビの辺りが2ndライブの時から変化してましたね。
 余談ですが当日の昼に佐竹さんが好きそうなご飯を食べました。角煮の暴力。

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10. 成長Chu→LOVER!! 夏川椎菜/山崎はるか
『もっとも~っと』の件で映像と振り付けを合せた演出が良かったですね。そういえば2ndライブの時はバックの映像で色々な演出をしていましたが、やはりツアーで楽曲が多いとそういうことは出来ないんでしょうかね。
11. 秘密のメモリーズ 末柄里恵田所あずさ
 末柄さんのしっとりとした表情、最高でした……!!! 言葉数が多い曲で、ライブで歌う時は大変そうだと思ってますが、そんなことをまるで気付かせない、見事なパフォーマンスでした。この組み合わせでCD音源が欲しいです……。
12. 夢色トレイン 麻倉もも
 3列の舞台とバックダンサーによって、2ndライブの時とはまた違った列車(トコッコ)の演出が成立していて凄かったです。
13. 恋のLesson初級編 Machico
 会場のコールに気圧されて、色々と見逃した所のあるステージですね……これはこれで当日でしか味わえないことなのですが。やっぱりBDでちゃーんと確認したいなー。
14. ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーン 渡部優衣
 土曜日のセットリストからここで来ることは予想してたんですが、当日ドンキで仕入れた青いサイリウムを見失ってしまうハプニング。やむを得ず画面を凝視して、渡辺さんことゆい㌧の動きをじーっと見てました。ラスサビ前をアングルを変えずに、バックダンサーさんとゆい㌧が一面に収まるように映していたのがとても見やすくて良かったです。しかしゆい㌧ホント大きいですね……。
MC3
 昨日よりは"覚悟"が出来ていたので、演芸ではなく新喜劇が始まったのはまぁ想定内でした。LTD05の続編とは思いませんでしたが。以下思い出を箇条書き。
・末柄さんへの負担が大きすぎる……まさか当人も映画館の大画面に真顔が映るとは夢にも思わなかったでしょう……。
・アイドル衣装のままヤンキー座りって……ゆい㌧ホンマ……体張りますね……。
・昨日に続いて愛美さんへの負担も大きくなかったですか!? 途中可愛いポーズ決めてて可愛かった! 可愛いからとにかくよし!
 個人的には昨日の、同じ時間の中で個性が爆発してた演芸の方が好きですね。ただこれ、どっちもアイドルのライブでやることなんですか!? なぁ、アイドルって一体、何なんだ!?
15. おとなのはじまり 夏川椎菜麻倉もも/山崎はるか
 昨日と同じ組み合わせ。イントロとアウトロでひたすら発音よくコールしていた記憶。
16. 自転車 田所あずさ/愛美/戸田めぐみ
 同じ所で『好きだよ!』と声を上げるのはライブにしかない瞬間で、毎回楽しいです。
17. MEGARE! 大関英里/藤井ゆきよ/小笠原早紀
 自分が最初に出会ったアイマスのCDはアニマスのCDシリーズと、この曲が入ったMA2シリーズでした。あの頃はまさか、ライブにまで足を運ぶとは思わず、そもそも声優さんがライブをやっているとさえ知りませんでした。思えば遠くまで来たものです。
18. 風花 Machico末柄里恵
 日曜日の公演で、一曲選ぶなら、これです。
 初日の時点でこれは予想していましたし、この組み合わせじゃないと嫌だとすら思っていました。念願叶った瞬間、UOを折るよりも先に、画面を必死にみつめました。この歌を、この瞬間は一秒たりとも見逃せない気持ちでした。
 末柄さんの柔らかな歌声と、Machicoさんの鋭い歌声。それぞれの歌の表現が溶け合って、重なり合って、四条貴音(=原由実さん)が歌う時とはまた違った『風花』が確かに聞こえていました。
 サビの最後である『風花』と歌う所の、『は』の音で、お二人が上半身を左から右に振りつつ歌っていた時に、画面からこちらに向けて、確かに風が吹きました。風花が咲いていると、思ったのです。

晴天の空から雪が降ってくる現象。高い山の風下側で,山越えの風に乗って雪片が飛来することが多い。降雪の雲の本体は風上側に残され,風下は乾燥した下降気流が卓越するために晴天となり,雪片だけが舞ってくる。
――ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

  実際は風花は咲くものではなく、降るものですが、あの時信じた感覚は、間違いではなかったと勝手に思うことにします。独りでに思うならば、自由です。
19. またね 山口立花子渡部優衣村川梨衣
 バラード曲はダンスが少なくなって、じっくりと耳で聴いていられるので、上がりっぱなしのテンションが落ち着きますね……後、サイリウムの振り方も優しくなりますね。
MC4
 有り体に言って、『風花』で意識を持って行かれたので記憶が無いです……。
20. Smiling Crescent 麻倉もも/小笠原早紀
 会場を共にした友人がTwitterで言っていた、『小笠原さんに「smiling crecent」で『また会いましょうって 言ってほしいな」って歌うってくれたの本当にズルい』という感想が印象に残っています。今回初めての人に対しては、同じ思いを抱いてしまいます。そのためにも、これからも『ミリオンライブ!』を自分なりに好きでいたいと思う次第です。
21. 夜に輝く星座のように 渡部優衣村川梨衣
 村川さんが演じる松田亜利沙はVo.属性のアイドルです。この曲では歌よりはダンスが特徴的、印象に残るパフォーマンスでした。時には属性を超えたものを見れるのだなーと関心していた次第です。……これまで画面に映るだけで会場に笑いを届けていた村川さんが、これだけ格好いいステージを披露するのはギャップが凄まじいですね。
22. WHY? 山口立花子
 こちらは先ほどとは違い、莉緒姉のDa.属性らしさが活きているステージでした。特にラスサビ前にバックダンサーさんのソロがそれぞれあったのが良かったです。
23. ドリームトラベラー 大関英里/藤井ゆきよ/戸田めぐみ
 昨日は上手く出来なかった『Million』のコールが出来たのは嬉しかったです。
24. たしかな足跡 山口立花子Machico
 今回のライブでMachicoさんとバラードの相性が良いことに気付けて、これが伊吹翼という子への印象をどう変えるかが個人的に楽しみです。中の人とキャラクタの関係については色々と思うところあるのですが、実際問題として自分が考える上で、それぞれの出来事が片方に影響を及ぼすことはあると思っています。
25. Blue Symphony 麻倉もも田所あずさ末柄里恵
 凜々しい末柄さんが素敵……!! 
 大阪公演とは離れた話ですが、SSAのセンターステージは四角くて、四人で歌うという演出が光るなぁとふと思い出しました。そういえばSSA、生放送やるんですってね。

live.nicovideo.jp

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MC5
 ゆい㌧の司会でまた愛美さんが出てきたらどうしようとちょっとソワソワしてました……。
26. Get My Shinin’ 戸田めぐみ
 小さく体を縦に揺らしながら聴いていました。戸田さんの歌声が心地よいナンバーでした。
27. bitter sweet 末柄里恵
『オレンジの空の下で』が流れたらUOを振ろうと思っていたのですが、これはこれで聴きたかったので良しです。最後の高音が見事に鳴り響いた時の感動……。
28. Catch my dream 田所あずさ
 所々でくるっと一周回転する振り付けが、目が回って大変そうだと思いつつ見てました。それだけ昨日と比べて心持ち穏やかに見ることが出来ましたね。
29. 流星群 愛美
 愛美さんの声に合せてひたすらリズミカルに声を上げて、曲の一部になったような気分でした。そして歌い終えた後の『thank you...』に心を射貫かれました。
30. Melody in scape 大関英里/戸田めぐみ
 Da,属性である戸田さん(=舞浜歩)と大関さん(=佐竹美奈子)が敢えてヴォーカルで聴かせる曲に挑戦しているのは興味深いと感じていました。アイドルたちも時に得意分ではない分野に挑戦することもあるんでしょうね。
31. フローズン・ワード 藤井ゆきよ
 ソロステージの締めとして、その緊張に負けじと歌をはなち、踊るゆきよさんが素敵でした。特にラスサビ、音が消え、自らの足元だけをライトが照らす瞬間は、一番緊張と戦っていたのだろうと思います。感謝の拍手が、届くことを願います。
32. ココロがかえる場所 渡部優衣/藤井ゆきよ
33. Welcome!! THE IDOLM@STER MILLIONSTARS
34. Thank You! THE IDOLM@STER MILLIONSTARS
 以下、少々個人的な話と、今回のライブの総括。。
 大阪公演が終わってから、自室でセットリスト通りに曲を流しつつ感想を書いています。この自室に居る時が、一番アイマスのことを考え、そして行動に移しています。そう思うと、此処が『ココロがかえる場所』なのかもしれません。
 アイドルマスターというコンテンツに出会ってもうすぐ五年、当時は数多のアニメの一つだったアイマスが、今では何者にも代えがたいものになりました。それはアイドルマスターというコンテンツが、何時も私にアイドルたちの魅力を、素晴らしい楽曲を、最高のライブを届けてくれるからです。そのことに感謝を忘れず、これからも、私なりにアイドルマスターを愛していきたいと、改めて思い直すことが出来た大阪公演でした。
 この大阪公演はひたすらに楽しくて、涙を流す時にも喜びが共にありました。LVを終え、自宅に帰り、家族に何かを話そうと『今日のライブ……』と言いかけた途端に、それまで奥底にあった終わってしまったことへの悲しさ、あの瞬間が遠ざかってしまったことに、思わず泣いてしまいました。声を濁しつつの『最高だった!』の声を家族はスルーして、寝ました。これが、現実ッ……。
 ともあれ。
 本当に、最高のライブでした。
 演者の皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
 これからも、『アイドルマスターミリオンライブ!』、追いかけていきます。
 
 二次創作の小説で、今回のライブへの思いが、何か形になることを自らに求めます。頑張れ自分。出来るぞ自分。今頭の中にある物語を、誰よりも自分が望んでいます。アイドルたちが輝く物語を、また書いていきます。その瞬間を願いつつ、こちらからは以上です。