2016年2月の活動について
魔法を使ったことはありませんが、魔法を使えなかったことはあります。あれはいつのことだったか。
――西尾維新「新本格魔法少女りすか」
魔法が使えるようになったら、就職事情はどう変わるのでしょうか。
どうもサイトロです。二月の活動報告です。二月、普段の三倍くらい長かった気がします。未だに二月気分です。豆でも食べれば気が晴れるでしょうか。ともあれラインナップ。
マシュマロリクエスト(2/3 徳川まつりの誕生日を記念して)
それでも、横山奈緒は歌を叫ぶ
(2/11 横山奈緒の誕生日を記念して)
風の音が聞こえますか?(2/20 箱崎星梨花の誕生日を記念して)
弔は黒(2/25 如月千早の誕生日を記念して)
続きを読む2016年1月の活動について
めぐりあうたびに溺れて 見失うたびに胸焦がしてた
願いは波に揺られて まだ見えない明日へ
何も変わらない朝へ
――GRAPEVINE「スロウ」
最近GRAPEVINEにはまってます、サイトロです。初めましての方は初めまして。
さて新年一回目の更新は活動報告。これがメインの記事になります。年間十二回の更新が確定しています。毎月活動すればですが。
それではラインナップ。それぞれ、『アイドルマスターミリオンライブ!』のキャラクタが誕生日を迎えた日に、それを記念して投稿した小説です。
冬は永遠の色をしているか?
(1/8、エミリー・スチュアートの誕生日を記念して)
いっぱいのしあわせ!(1/18、北沢志保の誕生日を記念して)
銀髪写真、休日を彩る(1/21、四条貴音の誕生日を記念して)
みずきわ(1/27、真壁瑞希の誕生日を記念して)
それではそれぞれいってみよう。
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2015年12月の創作活動について
年末年始に読んで欲しいミリオンライブ! 小説12選
「運命なんてただの影だ。臆病者だけがそれを見るんだ」
――「機龍警察 暗黒市場」
一年間色々やってこきたのは運命かそれとも必然かはたまた偶然か。ともあれ良くやったなぁと少々鼻を高くするサイトロです。
さて年末です。つまりは年始も近いですね。何かとスマホに触っているしかない状況が度々あることでしょう。親戚とテレビを見ているしかない時や、長距離の移動中等等。そんな時間のお供に、と思いましてミリオンライブ! のSSを12作ご紹介しようと思います。オススメしたい推薦作6本と、自作6本という内訳です。自薦大好きも此処に極まれりという感じですが、早速ラインナップをどうぞ。
先ずはオススメ6本。こちらは投稿時間の順番です。各タイトルがそのままpixivの作品ページへのリンクになっております。
こちら自薦は、自分のオススメ度合いやら完成度やらを総合してトップ6並べました。
それでは順にどうぞ。
『雪のゆりかご』へ贈る推薦文。
ぼくら人間について、大地が、万巻の書より多くを教える。理由は、大地が人間に抵抗するがためだ。人間というのは、障害物に対して戦う場合に、はじめて実力を発揮するものなのだ。もっとも障害物を征服するには、人間に、道具が必要だ。人間には、鉋が必要だったり、鋤が必要だったりする。農夫は、耕作しているあいだに、いつかすこしずつ自然の秘密を探っている結果になるのだが、こうして引き出したものであればこそ、はじめてその真実その本然が、世界共通のものたりうるわけだ。これと同じように、定期航空の道具、飛行機が、人間を昔からのあらゆる未解決問題の解決に参加させる結果になる。
――アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ「人間の土地」
そういえば「星の王子さま」は読んだことがないサイトロです。
さて今回は、とある小説同人誌のご紹介。思い立った理由としては最近ダウンロード販売が開始されていたこと、そして、このクリスマスイブという日が、物語にとってとても重要であるからです。
タイトルは『雪のゆりかご』。作者は吉﨑堅牢氏。pixivにも小説を投稿しており、最近の作品では七尾百合子と高山紗代子の一幕が微笑ましい『鯛焼の女』がオススメです。同人誌としては『ユは百合子のユ』、そして私も参加している七尾百合子小説アンソロジー『百合の名前』等があります。本作は両作の間、2015年の9月に開催された『歌姫庭園8』が初出の同人誌です。ちなみに私は即座に通販で注文しました。
本作の魅力が少しでも伝わり、最後にはダウンロードにて購入して頂けることを願いつつ、始めていきましょう。
『冷たい方程式―SFマガジン・ベスト1 』レビュー
辺境の人間は知っている――しかし地球から来た娘に、それがどれだけ理解できよう? 燃料の量hは、質量mプラスxのEDSを安全に目的地に運ぶ推力を与えることができない。彼や、彼女の兄や、両親にとっては、彼女はあいくるしい十代の娘である。しかし自然の法則にとっては、彼女は、冷たい方程式の中の余分な因数にすぎないのだ。
――トム・ゴドウィン「冷たい方程式」
どうもサイトロです。
今回は冒頭のエピグラフに出てきております、「冷たい方程式」が収録された『冷たい方程式―SFマガジン・ベスト1 』の感想レビューになります。元々「冷たい方程式」だけを読む予定だったのですが、読み終わった興奮の余り他の作品にも手を出してしまいました。刊行されたのが三十年以上前の本なので図書館等を利用しないと読めない(事実私も図書館で借りてきた)本ではありますが、何時か誰かがこのページを訪れることを願いつつ、レビュー始めます。 収録されているのは以下の八作品/作者名。
- 接触感染/キャサリン・マクレイン
- 大いなる祖先/F・L・ウォーレス
- 過去へ来た男/ポール・アンダースン
- 祈り/アルフレッド・ベスター
- 操作規則/ロバート・シェクリイ
- 冷たい方程式/トム・ゴドウィン
- 信念/アイザック・アシモフ
冷たい方程式―SFマガジン・ベスト1 (ハヤカワ文庫 SF 380 SFマガジン・ベスト 1)
- 作者: トム・ゴドウィン,伊藤典夫,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1980/02
- メディア: 文庫
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